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Claude Fable 5が話題になったこの数日で見えた、「触っただけで終わる人」との差
2026.07.08 — AI活用

Claude Fable 5が話題になったこの数日で見えた、「触っただけで終わる人」との差

7月8日、Anthropicが「7月12日まで、全有料プランでClaude Fable 5へのアクセスを拡張する」と発表しました。この投稿はあっという間に1,000万インプレッションを超え、いいねも6万を超えています。ここ数日、X上ではこの話題で持ちきりでした。

こういう新モデルの話題が盛り上がると、とりあえず触ってみる人が一気に増えます。悪いことではありません。ただ、僕がここ数年、いろいろな新モデルの盛り上がりを見てきて感じるのは——話題になったツールを触った人の大半は、数日で触るのをやめるということです。今日はその分かれ目について書きます。

「触ってみた」で終わる人の共通点

新しいモデルが話題になるたびに、こんな流れをよく見ます。

  • 話題になったので触ってみる
  • とりあえず簡単な質問をしてみる
  • 「賢いな」で終わる
  • 数日後、開かなくなる

これ自体は自然な流れです。問題は、「賢いかどうか」を確かめた後、何もそこに積み上げていないことです。せっかく良いモデルに触れても、渡す情報が毎回ゼロからだと、出てくるのは“そのモデルなりの平均的な回答”止まりです。ツールが変わっても、この構造は変わりません。

犯人はモデルの性能ではない

新モデルが出るたびに「これで解決するかも」と期待する人は多いですが、僕の実感では、性能が上がっても解決しない問題があります。それは、AIに何を渡しているかという話です。

僕自身、新しいモデルが出るたびに、同じ検証をしています。いきなり乗り換えるのではなく、これまで使っていたナレッジや型をそのまま渡してみて、出力の感触を比べる。ここで差がつくのは、モデルの賢さそのものより、渡しているナレッジがどれだけ整理されているかの方です。整理されたナレッジがある人は、モデルが変わっても出力の質を保てます。何も渡していない人は、モデルが変わるたびにまた「触ってみた」で終わります。

モデルの新しさ・話題性 → 出力の質 → ナレッジなし(触っただけ) ナレッジを整えて渡す
差がつくのはモデル性能ではなく、渡すナレッジの量

「性能が上がれば解決」への反論

「でも性能が上がれば、ナレッジがなくても賢く答えてくれるのでは」という声もあります。半分正しく、半分違います。汎用的な質問なら、確かにモデルの性能だけで十分な答えが返ります。ですが、自社の言葉で、自社の判断基準に沿って答えてほしい場面では、話が変わります。モデルは、あなたの会社のことを知りません。どれだけ賢いモデルでも、渡していない情報は使えないのです。

話題のいまだからこそ、やるべきこと

新しいモデルが話題になっている今は、実は「渡す準備」を見直す良いタイミングでもあります。話題性に釣られて触ってみるだけで終わらせず、これを機に、自分や自社の情報をひとつのまとまった形にしておく。次に新しいモデルが出たときも、同じ準備を使い回せます。モデルの乗り換えに毎回振り回されなくなります。

「話題のツールは触るけど、いつも数日で終わる」という心当たりがあれば、渡す準備の方を整える時かもしれません。60分の無料個別相談で、まず何から整理すればいいか一緒に見てみましょう。

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森本直也
森本 直也株式会社RIDERA 代表

AIを活用した業務の自動化・仕組み化の構築支援と、動画・Web・デザイン制作を手がける。複数事業を仕組み化で少人数運営。

X — @naoya_mkt

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